テクニカル指標

【テクニカル指標】ATRでボラティリティを判断する

ATRとは

ATRとはアベレージ・トゥルー・レンジの略で、直訳すると「真の値幅の平均」になります。

ATRはボラティリティを判断する指標になります。

ボラティリティとは価格の動く大きさを表す言葉で、ボラティリティが大きい銘柄などは大きく利益を出せる可能性が上がりますが、損失が大きくなるというリスクも上がります。

ATRの計算式

ATRを出すにはまずTR(トゥルー・レンジ)を出す必要があります。

TR=

・当日高値 ー 当日安値

・当日高値 ー 前日終値

・前日終値 ー 当日安値

以上のうち、最大値のものを採用します。

ATR = TRのN(指定日数)日間の移動平均

ATRの考え方

ATRの利用方法はいくつかありますが、その一例を紹介します。

短期的に利益を大きく狙う

上記の通り、ATRはボラティリティを判断するのに使用する指標で、ボラティリティが高い、あるいは低い銘柄を抽出するのに使用できます。

ATRは算出する期間にもよりますが、その対象となる期間は極めて短期的なものです。

もしトレーダーが多少のリスクを負っても大きな利益を短期的に狙いたいならボラティリティの高い銘柄を狙うという考え方があります。もちろんリスクも相応に上がりますので注意しましょう。

一時的な値動きの反転を狙う

短期的に一方に大きく価格が動いた場合、調整のためにある程度価格を戻す傾向があります。

そういった価格の調整を売買のタイミングとして利用するためにATRを使用することもできます。

対象期間を短い期間に設定することにより、短期的な値動きの大きさをより正確に判断することができます。