一目均衡表

遅行スパンについて【一目均衡表】

遅行スパンの計算方法

遅行スパンは以下の様に描画します。

遅行スパン = 終値を26日前に(当日含む)ずらして描画する

当日を含むので実際には25日前、つまり5週過去に遡って描画します。

非常に単純な描画方法ですが、過去に描画するという点で特殊な方法なので理解しずらい一面もあります。

遅行スパンが求めるもの

遅行スパンを実際に描画すると以下の様になります。

一目均衡表では9日、26日、52日に周期的な特別な意味を見出しており、その期間の数値は固定となっています。

遅行スパンを使えば26日前と現在の価格の変化を簡単に確認することができます。

25日前を基準に考えた場合、遅行スパンが価格より下にあるときは25日前に買った人は損失が出ていることになります。

遅行スパンの好転・逆転

一目均衡表の代表的な売買のシグナルの中に「三役好転」というものがあります。

これは「転換線が基準線を上抜ける」「遅行スパンが価格を上抜ける」「現在価格が雲を上抜ける」という3つの条件が揃った状態を指します。

この中の遅行スパンが価格を上抜けることを「遅行スパンの好転」と言います。

逆に遅行スパンが価格を下抜ける場合は「遅行スパンの逆転」になります。

遅行スパンの好転・逆転はトレンドの期間の判定に使用することができます。

トレンドの好転・逆転が発生した日から25日後、つまり遅行スパンの値の実際の日を基準として考え、トレンドの期間を出します。

弱点として、25日ずらして描画する性質上、トレンドが発生してからやや遅めにシグナルとして出ますので、シグナルが出たときにはトレンドの伸び代があまりない場合があります。

三役好転の中では、

①「転換線が基準線を上抜ける」

②「遅行スパンが価格を上抜ける」

③「現在価格が雲を上抜ける」

の順にトレンドに対する感応が早くなります。

それを踏まえた上で使用する必要があります。

せんせい
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