イザナミ(株シストレ)

最大ドローダウンの重要性

しつもんちゃん
しつもんちゃん
最大ドローダウンってなに?
せんせい
せんせい
一番資金が多いときから下落幅のことを表しているものだ

最大DD(ドローダウン)とは

最大DD(ドローダウン)とは資産が最大になった時点から下落したもので最大の下落幅のことを言います。

例えば資産が100万円の場合、

トレードの結果10万円の損失が発生し90万円になった場合は

最大DDは10%です。

その後この資産が回復した場合も最大DDは

更新されるまで(さらに大きなDDが発生するまで)変わりません。

 

最大DDとトレーダーの心理

せんせい
せんせい
システムトレードを始めたばかりが見落としがちなのがこのドローダウンだ

ドロー利益の追求ばかりに気がいくので一時的な損失は意外とあまり目が向きません。

しかし実際に運用することを想定すれば決して無視できる数値ではありません。

 

仮に利益率の高い戦略を開発したとします。
その戦略の最大ドローダウンは30%でしたが、
将来的にはそれを遥かに上回る利益を見込めます。

その略を300万円で運用することに決めたとします。

戦略は最初は勝ちが続き400万円になりました。

しかし途中で今度は負けが続き120万円の損失が発生しました。
そので多くの人が考えるのが、

この戦略にはなにか大きな欠陥があるのではないか?
このまま続けるのは危険ではないか?

といったことになります。そ

してこのままトレードを続けるの恐ろしくなり、慌てて手仕舞いし、損失を出して取引は終わります。

 

しかしこの場合この損失はこの戦略の想定範囲内です。

(400万円×30%=120万円)

コンピュータ上では実感がしにくいですが、

実際に運用を開始すればトレーダーの心理に

大きな影響を与えるのがこの最大ドローダウンです。

また最大ドローダウンは実際の運用では想定を上回る場合もあります

そのことも考慮し、自分が許容できる上限を決めることが重要になります。

 

レバレッジとの関連

レバレッジを利用することによって少ない資金でも大きな利益を狙うことができます。

しかしドローダウンが増えるリスクもあることを理解して利用しなければいけません。

 

仮に100万円の資金をレバレッジ3倍で運用すれば300万円分の資金を利用できます。

(話を分かりやすくするため保証金率等は考慮せず、1つの銘柄資金すべてを投入している場合で話をします)

買いで仕掛けましたが、株価が自分の決めている損切ラインー10%に達したため手仕舞いします。

レバレッジを使わない場合は最大ドローダウンは10%で済みますが、

レバレッジ3倍で取引をしている場合は30%の最大ドローダウンとなります。

 

つまり100万円のうち30万円を失っているわけで、

これはかなりの痛手ですよね。

いくらかけれる金額が上がっていても、

元手は変わらないわけで、こういったリスクがあること十分に認識しておく必要があります

 

最大ドローダウンは想定したポイントで発生しているか?

開発者の視点としては、

最大ドローダウンが想定したポイントで発生しているかも気になるところです。

 

例えば買い相場であれば日経平均が上がっているときには上がっていて欲しいですよね。

独自のポイントがある戦略では意図したポイントでシグナルが出ているかの確認は必須になります。

意図したポイントで発生していない場合、いくら利益が出ていてもそれは危険です。

開発者の意図しないシグナルは過剰最適化された結果、つまり再現性の低い可能性があるからです。

 

 

まとめ

以上のことから、最大ドローダウンはストラテジーを評価する上でとても重要な項目の一つです。

主に精神面に影響を与えるからです。

 

システムトレードを運用する上で一番の弱点は、

私は運用者の心理がそのシグナルに従わない可能性があることだと考えています。

そしてそういった状況に陥るときは、損失が出ているときです。

損失が出ることによってその戦略への信頼が揺らぐからです。

その損失が大きいほど揺らぎは大きくなります。

そのためには最大ドローダウンが重要になってくるわけですね。

せんせい
せんせい
とても重要なところだから見逃さないように
しつもんちゃん
しつもんちゃん
注意してみなきゃ