戦略

乖離率とリターンとリスク

移動平均乖離率とリターン

一般的に、価格の反転を狙う逆張りに置いて移動平均線からの乖離やエンベロープを利用した手法はよく使われます。

価格か移動平均から乖離するほど、基本的に期待できるリターンは高まる傾向にあります。

下記は株式全銘柄の

仕掛け条件:終値が移動平均からの○%乖離している
手仕舞い条件:終値が移動平均を上回っている

という条件で買いで取引した場合の平均利益と平均損失の表になります。

リスクとリターン

上図の通り、期待できるリターンは乖離率が大きくなるほど高まる傾向にあります。

これは一時的な価格の大きな乖離は買いのチャンスと考え、取引が集中しやすい等の理由が考えられます。

しかし移動平均線はその計算式の性質上、売買価格の拮抗する損益分岐点にもなりやすく損切りラインとしても使われることがあります。

移動平均線からの大きな乖離はトレーダーが見切りをつけた場合、価格は更なる下落を生む可能性があります。

よって移動平均からの乖離が高まると、期待されるリターンも高まる一方、リスクも高まると言えます。

対策

対策としては、乖離率に上限と下限を設けることによってリスクとリターンのバランスを調整することができます。

またトレンドに従った取引をすることによって暴落などを回避する確率を上げることなどもできると思います。

価格の乖離は期待リターンを高めるには非常に有用な方法ですが、単体で使用するには不安定なものなので、必ず他の指標等と併用することが望ましいと言えます。