心理

値動きとトレンドの決定について

値動きが全て

トレーダーにとっては短期・長期に関わらず、値動きがなければ利益を得ることはできません。

いくらファンダメンタル的に良くても、価格が動かなければ利益を得ることができませんし、誰も取引していなければ望む価格で売買することも叶いません。

相場が不安定であるという表現を使うことがあります。

これは価格の上下の動きが激しく、取引にするには大きなリスクが伴う状況を指します。

しかしながらリスクとリターンは表裏一体のものであり、相場が安定しすぎているのも、トレーダーにとっては利益を得る機会がほとんどない状況を指し、これもまた望ましい状態とは言えないのです。

 

プライスアクション理論

テクニカル分析の考え方に「全ての事象は価格に反映される」というものがあります。

これはファンダメンタル的なものも含めて、全ての事柄は価格および出来高に反映されるので、テクニカル分析を行えばおのずとファンダメンタル的な要素も間接的に分析していることになるので、ファンダメンタルを考慮せずテクニカル分析のみ行えばいいという考え方です。

こう言うとやや極端な考え方に感じる方もいるかもしれませんが、

結局のところ価格を動かしているのはファンダメンタルではなく「売買する人」です。

価格とは純粋な「売買の結果」であり、それ以外の要素が入り込む余地はありません。

そういった意味では「価格と出来高」という結果のみに分析するテクニカル分析というのある意味で真理を突いていると言えます。

トレンドを制する要素

価格とは「売買の結果」であるというのは前述の通りですが、

当然のことながら誰しもが「買ったら売り」「売ったら買い」ます。

これは取引の規模に関わらず不変のものです。

誰もの売り買いの両方を1回の取引で行うのなら、価格は元の位置に戻りそうなものですが、なぜそうならず「トレンド」というものが生まれるのでしょうか。

トレンドとは「保有期間の長さ」が左右します。

上昇トレンドが発生している際は「買いのポジション」を保有している人が多くいる状態であり、上昇トレンドが続いている状態は買いポジション保有者が売り払わずに保持し続けた状態で、更に買いのポジションが積み重ねられていくことによりトレンドが継続します。

逆に、長期保有しているポジション保有者たちが清算に入ると徐々にトレンドは終焉を迎えていきます。