イザナミ(株シストレ)

システムトレードとファンダメンタル分析

しつもんちゃん
しつもんちゃん
システムトレードって企業の成績とは気にしないよね?
せんせい
せんせい
確かにシステムトレードはファンダメンタル的な要素やニュースは考慮しないな

システムトレードではファンダメンタル分析はしない

システムトレードにおいては基本的にファンダメンタル分析は使用されず、テクニカルな指標を使い判断します。

ファンダメンタル分析とは

企業のファンダメンタル分析とは、財務諸表、健全性、経営、競争優位性、競合相手、市場などを分析することである。先物や為替に適用する場合は、経済、金利、製品、賃金、企業経営の全般的な状況に着目する。

Wikipediaより抜粋

企業の分析は様々な要素を複合的に判断するので、コンピュータを使用するシステムトレードでは苦手とする分野であるのがその理由です。

※システムトレードソフト「イザナミ」では一部ファンダメンタル要素を使って分析することも出来ますが、全部の銘柄に一律の条件を設定するのは困難なのでやはりシステムトレード向きとはいえません。

企業成績を無視してなぜ利益が出るのか?

前述の通りシステムトレードは企業を成績を一切考慮せずテクニカル要素、つまり数値のみを使って判断します。

企業の情報を考慮せず利益をあげられるのにはいくつか理由があります。

システムトレードは統計である

法則を見つける

システムトレードは過去の膨大なデータを元に一定の「法則」を見つけ、トレードを行います。

例えば「大きく下がったら次の日は少し上がる」などのよくある傾向を具体的な数値を当てはめ勝率などを分析し、最終的に利益が上がるように調整されています。

システムトレードを開発する場合、その「法則」を見つけることに膨大な時間を費やします。

個別のトレードに執着しない

これは投資全般に言えることですが、投資の目的は最終的に利益をあげることであり全てのトレードで利益をあげることではありません。

システムトレードは個別の銘柄で判断しないため、特にこの性質が強くなります。

勝つ時があれば負ける時もあるのが当然と分かっており、個別の銘柄のファンダメンタルを考慮しないため、執着しないで次のトレードに移ることが出来ます。

トレードをすることは確率である

システムトレードをすることはサイコロを振るのに似ています。

そのサイコロは若干自分に有利な目が出るように調整されたサイコロです。

しかしいくら有利なサイコロでも出目を選ぶことは出来ませんし、負けることもあります。

それでも続けていれば最終的には自分が勝てる見込みがあると理解してサイコロを振り続けます。

弱点は利点にも変わる

ファンダメンタル分析が苦手なシステムトレードですが、分析しないことによって得られるメリットもあります。

時間の短縮になる

ファンダメンタル分析しないことによって大幅な時間の節約になります。

数値のみを基準に判断するので全市場全銘柄検証しても短時間で終わります。またニュースなどを頻繁にチェックする必要もありません。

判断に迷わない

ファンダメンタル分析は複雑な要素が絡み合うため仕掛けるや手仕舞いの判断が難しくなります。

システムトレードの場合シグナルに従うだけですので判断に迷うことはありません。

システムトレードは暴落に弱い?

システムトレードは機械的にトレードするので、災害などで株価が暴落している場合にも変わらず取引を続け大損をする可能性があると懸念される方もいます。

基本的に、システムトレードは過去十数年以上のデータ(イザナミの場合約20年)を元に分析されます。

その検証期間には東日本大震災の時の暴落相場なども含まれます。そういった相場でも利益が上がるように設計されたものが実際のシステムトレードでは使われます。

もちろん投資である以上損をする可能性はありますが、裁量取引と比較して大損をする可能性は高くなると言うことはありません。

またイザナミでは「相場情報」を使用することによって「日経が下がっているときは仕掛けない」などの条件を追加することも出来ます。

しつもんちゃん
しつもんちゃん
ファンダメンタル分析をしないことのメリットもあるんだね
せんせい
せんせい
ファンダメンタル分析が「個別分析」に重点を置いているのに対しシステムトレードなどのテクニカルは「全体分析」に重点を置いているが大きな違いだな