オシレータ系指標

ウィリアムズ%R %Kとの違い【テクニカル指標】

ウィリアムズ%Rとは

ウィリアムズ%R(以下%R)はラリー・ウィリアムズによって発表された指標で買われすぎ・売られすぎを判断するオシレータ系の指標になります。

%Rはストキャスティクスの%Kの少し変化させたもので高値・安値がその計算に含まれます。

-100~0(%)で表示され、一般的にはー20以上が買われすぎ、-80以下を売られすぎと判断します。

【テクニカル指標】ストキャスティクスストキャスティクスとは ストキャスティクスとは米国のチャート分析家ジョージ・レーン氏が考案したオシレータ指標で、%K、%D、Slow%...

ウィリアムズ%Rの計算式

%Rは以下の様に計算します。

W%R = ((Hn ー C) ÷ (Hn ー Ln))× 100

Hn = 指定期間高値

Ln = 指定期間安値

C = 当日終値

%Kの分子部分が(C ー Ln)であるのに対し%Rでは期間高値から終値を引いたものを採用しています。

若干違う部分を採用している様に見えるものの数値が反転してしているだけで構成する要素は同一のものです。

(%Kが0〜100%であるのに対し%Rは−100〜0%で表示)

チャート画面上でも%Kと%Rは同一のものが表示されます。

%Rと%Kの違い

%Kがあくまでストキャスティクスを構成する一要素であるの対し%Rはそれ一つで指標として機能します。

ストキャスティクスの場合、%Kを平滑化して使用するのが一般的ですが、%Rは敏感に価格に反応し仕掛けるタイミングを判断することに主に使用されます。

よって%Rはその反応の早さから短期売買向けであるとされており、ストキャスティクスを表示するの比べ設定するパラメータも少なくて済むので%K(ストキャスティクス)とは別の指標と扱われています。

%Rの欠点

敏感に価格に反応する%Rですが、そのぶんダマシが多くなる傾向にあります。

%Rに限らず、買われすぎ・売られすぎの状態は反転の前兆ではなく既にトレンドの変化が始まっていることを示唆していることがあります。

時間軸を変えることによって感度を変化させることができるので、適正な期間を設定する必要があります。

 

 

参考書籍:テクニカル指標の成績表(矢口新氏著)